土鍋と言えば、伊賀。そして濫觴では土鍋と言えば稲葉さん。どっしりと個性的な土鍋は、使う度に楽しくなります。
鍋物だけでなく大小のサイズを使い分け、ご飯を炊く、煮物を煮る。乾煎りのできる鍋は炒め煮のきんぴらやスキヤキも。シチューやカレーだって美味しく出来上がります。
作家の手で作られた土鍋は、量産品の機械でプレスされたものよりも生地に空気が多く含まれていますので、いわゆる遠赤外線効果と言うのでしょうか、熱の伝わり方が違うものなのです。
温まるまではちょっとだけ時間はかかりますが、その分じっくりゆっくり熱が伝わりしかも冷めにくいので、ご飯もふっくら、煮物もほっこり美味しく仕上がります。
近頃はオール電化のお家が増え、IH対応でないと使えないのとおっしゃる方が多いですね。でも土鍋を囲む暖かな冬の食卓は捨てがたいもの。IHの方はガスコンロを引っぱり出して、あったかお鍋をお楽しみ下さい。
| ■ 略歴・陶歴 |
| 1960年 |
三重県生まれ |
| 1980年 |
京都嵯峨大覚寺陶房で修業(85年まで) |
| 1983年 |
立命館大学卒業 |
| 1984年 |
京都市立工業試験場終了 |
| 1985年 |
京都府立陶工訓練校終了 |
| 1986年 |
伊賀丸柱で作陶 |
| 以後、個展中心での作品発表を全国各地で開催 |