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■濫觴徒然【「濫觴きもの倶楽部」発足までのこと 】2006.5.29
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濫觴千和は子供の頃、お琴の発表会などで着物を着る機会があり、比較的着物には慣れ親しんでおりました。母・濫觴和子も着物好きで、若い頃はずっと着物で通した人です。濫觴千和が大人になり、着物を着たい気持ちはあれどやはり問題だったのは帯。それでも帯だけは結んでもらい2004年の春から着物を着はじめました。でも毎回毎回頼むのはいささか煩わしい…。 そんな時、ある人から「そんなの結ばなくったって大丈夫よ」とお太鼓にたたんでしまう方法を教えて頂いたのです。「えー!?そんなのあり?」と思いましたが、その時から手を抜いても着物は着られるのねと気楽な気持ちになり、襦袢を「うそつき」にする事にも抵抗がなくなりました。何と言っても楽。そして経済的。 2004年の夏にラオスのシルク布で着物を仕立ててからは、着物用に織られた布でなくとも十分着物として楽しめると言うことにも目覚め、古典を意識しつつ現代にあったスタイルでちょっとドレスダウン。それが私らしい着物かなと思うようになりました。 最近では随分着慣れてきましたし、着物を着ている事もお客様にも定着してきたせいか誉められるようにもなり、多少の自信もつきました。そして「その着物の着方を教えて欲しい」と言う声も増え、せっかくだから皆さんで楽しめるように「濫觴きもの倶楽部」でも作ろうかなと思い始めたのは2006年に入ってからのこと。 しかし、やりますと言ってみたものの、何から始めたら良いものか、考えあぐねておりました。でもまずは何か始めてみようと思い、2006年5月「第一回・濫觴きもの倶楽部」を開催。 あくまでも濫觴千和の着物術をご披露する内容で、「手抜きで楽ちん、楽しく自由に」を基本に、参加されるみなさんの意見を取り入れながら、ぼちぼちと。 帯を結ぶのが面倒、着付けに自信がない、堅苦しくない着物の楽しみ方をしたい、着られるようになりたいけど着付け教室に行くのはちょっと…と言う方は多いです。そしてやはり、続けるには同じ気持ちの仲間がいるのは心強いものです。 着たい人がいて、まだまだ着られる着物があるのであれば、是非とも着物として着ていただきたいのです。着て行く場がないなど、ついつい構えてしまいがちですが、普段のお洒落着として着物を楽しむ仲間を濫觴からどんどん増やしてゆければいいなと…。 お洋服のお洒落とはまたひと味違う粋なお洒落の楽しみ。奥の深さが楽しいです。 はっきり言いまして、着物を着るのは気合いがいります。これは本当。それでもお洒落には多少の気合いや、ちょっとヤセ我慢をする必要があるのでは?楽な方へ流れるだけでは、身体の線も崩れて行く一方。女を忘れず、お洒落をし続ける事が若さの秘訣ではないのではと思うのですよ。ね。 2006.5.29 濫觴・千和 |
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